「僧侶資格を取る、僧侶になりたい、僧侶になる方法を知りたい」
真言密教の素晴らしさは、自分が仏であることを認識できること、
一切の区別・差別(本不生・空)をしない心を強固にすることはもと
より、加持祈祷等により生きとし生けるものを救い、生きとし生け
るものすべて亡くなった後も人間と同じ世界にいることがわかる。
お釈迦様の説く苦を生み出す原因を認識し自身を救う機会となる。
(1)僧侶になったからといって、僧侶の仕事の依頼が降ってわいてく
るなどバラ色の世界ではありません。
かなりの努力をしない限り僧侶の仕事の依頼がくることはほとんど
皆無であると悲観的に考えておく必要があります。
たゆまぬ努力と向上心、そして行動力、あるいは幸運に恵まれた人で
でない限り、僧侶として自立することは困難であり、他に収入がない
人が、僧侶としての収入だけで、生活することはできないと考えるこ
とが現実的です。
辛抱強く修行と努力を続けた人が、ようやく法務の依頼がたまにある
位に考えておいた方が現実的であり無難です。
努力、知識、智慧、活動を継続して始めて果実が実ります。
(2)僧侶になったとしても修行が終わったと考えてはいけません。修行と
勉強が、まだまだ足りません。
僧侶になってからが、僧侶の始まりであり、僧侶としては初心者の範疇
です。
継続して、机上の勉強と実践修行をしないと真の供養はできません。
形だけの供養では仏尊に対して伝わらず、真の意味での三密一致、本
不生に至る、即身成仏の体得修行が必要です。
(1)僧侶になったからといって、僧侶の仕事の依頼が降ってわいてく
るなどバラ色の世界ではありません。
かなりの努力をしない限り僧侶の仕事の依頼がくることはほとんど
皆無であると悲観的に考えておく必要があります。
たゆまぬ努力と向上心、そして行動力、あるいは幸運に恵まれた人で
でない限り、僧侶として自立することは困難であり、他に収入がない
人が、僧侶としての収入だけで、生活することはできないと考えるこ
とが現実的です。
辛抱強く修行と努力を続けた人が、ようやく法務の依頼がたまにある
位に考えておいた方が現実的であり無難です。
努力、知識、智慧、活動を継続して始めて果実が実ります。
(2)僧侶になったとしても修行が終わったと考えてはいけません。修行と
勉強が、まだまだ足りません。
僧侶になってからが、僧侶の始まりであり、僧侶としては初心者の範疇
です。
継続して、机上の勉強と実践修行をしないと真の供養はできません。
形だけの供養では仏尊に対して伝わらず、真の意味での三密一致、本
不生に至る、即身成仏の体得修行が必要です。
Q
遠隔地に住んでいたり、仕事や家庭の事情により、泊まり込みや継続して
通うことが難しく、都合のつく日しか通えない場合でも僧侶になれますか
ご心配いりません。ご相談ください。大切なことは四度加行を終わらせ自らが
仏と一体になることを体得し、生きとし生けるものを助けるという優しい心以
外にございません。連泊修行される方は素泊まりですが無料で宿泊できます。
Q
僧侶資格を取得したり、四度加行を終了すると「覚り」とは何かということが理解、体得できますか?
四度加行という修行はあくまで「加行」であり、特に初めての四度加行では次
第の形式や作法を身に着けなければならないので覚るためのヒントにすぎず覚
りの境地に行き着くことほぼあり得ないと思います。従って、僧侶資格を取得
しても「覚る」人は皆無だと思います。つまり、覚りを体得したり理解してい
なくても僧侶資格は取得できるということです。四度加行終了後、僧侶資格取
得後から、覚りを知的に理解した上で、体得を目指していかなければならない
ということです。厳しい修行をしても覚りの世界を理解していない人からの指
導、形式や作法に重点を置く指導による四度加行を何回も繰り返したとしても
「覚り」のほんのわずかなヒントにしかならないこともあり得ます。このよう
な四度加行を繰り返し行じて覚りの世界に近づくということは断言できません。
Q
四度加行や葬儀、法要の指導について間違った指導を受けたり、よく理解しない状態で、次
第どおりに作法でき、お経が読めさえすれば、葬儀で故人を成仏させることはできますか?
四度加行という修行はあくまで「加行」であり、特にたとえば「仏」の世界、「覚り」の世界
を最低限でも、頭で理解している状態で、のぞまなければ葬儀、法要、祈祷等の本来の目的は
達成できないと思います。このことから言えば仏教の出番は葬式の時だけだという、いわゆる
「葬式仏教」云々と言う揶揄のような言葉は、当たらないと思います。葬式についても三密瑜
伽による普賢行願、法界という生き生きとしたエネルギーに満ち満ちた宇宙生命世界の中での
重要な行法の一つです。つまり葬式はたとえば祈祷宗としてのお加持と本質基盤は同じです。